オイル交換の仕方
車のメンテナンスしてますか?オイル交換は恐らく誰でも出来ますのでぜひチャレンジしてください。最近の車にはオイル交換しないとメッセージが表示される車種もありますので、心配な方はメーカーに確認してから行ってください。
今回交換するのは、私の愛車「スズキジムニー」です。恐らく簡単にオイル交換できるベスト車だと思います。
[準備するもの]
- エンジンオイル(メーカー指定を守ってね!今回は5w-30)
- ドレンパッキン(再利用不可です)
- ドレンサイズのレンチ(17mmでした)
- ゴム手袋等
- 廃オイル受け皿
[オイルフィルターも交換する場合]
- オイルフィルター(メーカー指定の物)
- オイルフィルターレンチ(取り外す時素手では無理ですジムニーは64Φ)
- スピナーハンドル(ピンクの手袋の下)
- 10mmのレンチ(写真は既にスピナーハンドルにセットされています。)
[それでは交換していきます]
- 車を水平な所に止めます。
- ボンネットを開けて、つっかえ棒で固定します。
- はじめにエンジンオイルキャップがゆるむか確認します。㊨写真
- シートを敷いて、17mmのレンチとウエスを用意します。
- オイル受け(ステンレス洗面器)の上がドレンプラグの位置です。
- 下にもぐりこんでレンチをセットし左へ回します。(逆に回さないようにね:時計と逆方向)
- 注意:オートマミッションのドレンプラグと間違えないでね!間違えた人が知り合いにいます!しかも、数名!
- 新品のドレンパッキンに交換します。(内径14mm、外形20mm、肉厚1.5mm)
- ジョッキにオイルを準備します。1リットルジョッキです。ジムニーはオイルフィルター交換無しだと2.7リットルです。
- 車の下にもぐりこんでドレンプラグを締め付けます。締め付けトルクは49Nm。身体で締め付けトルクを覚える感じは、プラグが硬くなってきてから30度位回すです。
- オイルがこぼれた時用にウエスを置いておきます。
- 規定量入れたらエンジンオイルキャップを閉めます。
- 黄色のオイルゲージを引き抜いてオイル量を確認します。
- 分かり辛いのでキッチンペーパーで確認してます。穴と穴の間に入っていればOKです。
- 下右→の写真は抜いたオイルです。
- 下のナベに町指定の可燃ごみ袋を被せて、中に新聞紙4日分をちぎって入れてあります。この中に廃油を入れ可燃ごみとして出しています。
- 袋が破けると大変なのでこのまま明日まで保管です。明日は、可燃ごみの日です。ついでに、てんぷら油も入れました。
[オイルフィルター交換]
オイルを抜いた後にこの工程が入ります!
- オイルフィルターはエンジンの下に付いています。
- 指でさしている黒い奴です。
- こんな感じでレンチをかけて左に回して外します。
- 外す時ははこぼさないようにソーット水平に運んで、廃油入れに逆さに入れてください。
- 取り付け時は、ゴムのパッキンにEGオイルを少し塗ってください。
- 右に回し手で閉めこんで硬くなって来たところから、4分の3回転締め込みます。これ以上回さなくて大丈夫です。ゴムのパッキンがついているので回せばまだまだ回りますので閉めすぎに注意です。次回、外すときに苦労します。
あとがき
[オイル交換サイクルは?]
こんな、疑問をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、当然エンジンオイルが汚れていたのではエンジンの性能は100パーセント発揮できないと思います。長い間には、少しずつ低下を招くと思っています。特に今回、交換したジムニーは小排気量=高回転多用エンジン+ターボ車と言う事もありエンジンオイルに気を使わなくてはならない車だと思っています。 なので、3千Kmで交換しています。一般的な車なら6千Km位が交換指定でしょうか?どんな車でもメーカー指定が基準となりますが、車によってクセ?がありますので最終判断はお任せいたしますが、実際に乗っていて高回転が伸びない時、アッ!しばらくオイル交換して無いなって思うのも事実です。
[オイルを抜くのは、暖気してから?冷えているとき?]
真冬の、雪が降るような季節では一度暖気して手でエンジンが触れるようになったか確認して作業することをオススメします。確かに暖かいほうが抜けはよいです。しかし、オイルフィルター交換を一緒にする場合、一晩止めておいた車をそのまま、抜いても問題ないと思います。少しオイル抜けに時間はかかりますが、5wー30とかましてや0wのオイル等は暖気なしで十分だと思います。
[どんなオイルを使う]
今回使用したオイルは、量販店限定商品?のようなオイルですが、お値打ち物と思っています。SM規格で特売品を購入すると1回の交換費用は千円チョットです。^^
レースの様な環境での使用でないのでしたら、規格がしっかりクリアされていれば十分なのでは無いかと思います。
ゼロ規格指定の車はゼロなんでしょうね。5W-30あたりは意外とアバウトなのかもしれませんが、ゼロ規格は入れないほうが良いでしょう。車によりよっては1万5千キロ指定の物もありますが、ロングライフオイル指定が最低限の条件でしょう。
安いオイルで頻繁に交換するか、ロングライフオイルでにするかはお好みかと思いますが、最低限車に指定されたオイルを交換期間内に交換することをお勧めいたします。
実際、チューニング車に乗っていた時もこんな感じで交換していましたが、オイル交換後に高回転時の伸びが実感できましたのでオイル交換はこまめにがオススメです!
[ツナギライフ]
オイル交換に限らず、車弄りや家の掃除を普段着で行うと、チョットだけのつもりで始めたらいつの間にかドンドンのめりこんでしまい服に気を使っていたつもりが、油がついたり引っ掛けてしまったり、台所だとハイターで脱色していたなんて事も。サムは、この繰り返しでした。
結構な頻度で服を台無しにしてしまい、服に気を使いながらの作業では作業効率も悪いです。
そこで、一度ツナギを買ってきてみたところハマリました。スッゴク作業効率があがりました。汚れを気にしないって凄くいいです。メーカー物で無ければ上下で3~5千円あれば十分!ツナギなので上下当たり前ですが、服を1回台無しにすることを考えると、安い買い物だと思います。
あなたも、ぜひツナギライフを楽しんでください。