ブースト計取り付け!
ジムニーJB23 10型
ブースト計取り付けました
結構簡単にできると思っていましたが、それなりに時間がかかってしまいました。やはり何事も段取り(予備知識)は必要です!
それでは、早速取り掛かります。
準備したもの
1ブースト計
大森精機52mm(電子式)新品です。(15,000円ヤフオク)ちょっと高いと思いましたが、好みのタイプだったので奮発しました!デフィーにするか悩みましたがデザインで決めました。オートゲージは安いですが「絶対配線延長しないと付かない」のでパスです。機械式の方が反応がリアルとの事ですが、全然不満はありません。ビンビン動いてます。
2汎用の取り付けステー
ステーが無いので汎用タイプをチョイスしました。(1,500円)
ピラーに取り付けたかったんですが、高いので断念。接続コード用の穴が合わない事に後で気づきました。合わないときは、ドリルや半田ゴテ等で穴を加工してください。
3接続端子。ジムニーはアクセサリーが無い!取り付け時注意!
配線は、要注意です。適当に探すと時間のロスです。取り付け時に説明します。
ヒューズは、ミニヒューズですよ!売り場に行くと3種類置いてありますのでお間違えの無いように!サムは、間違えました。タップコードの太さも注意!
4U字ボルトとL型のステー
センサー取り付け場所を作成。デフィーのセンサーなら簡単に付きそうです。
5工具
配線用にエーモンのセットとラジオペンチ、レンチ各種、絶縁テープ等
必要に応じて準備しておいてください。
取り付け方次第で、ドリルとかも必要になります。
6予備知識
どこに何を取りつけるのか?あらかじめ確認してシミュレーションしておきます。
途中で何か足りなくても、車を動かない状態から復帰させるのも面倒ですし、事故の元ですよ。サムは、初めにセンサーステーを作成しておきました。電源を、どこから取るのかは重要です。必ず先に確認しておくことをお勧めいたします。
取り付け開始!
シナリオは、電子式なのでエンジンルームから車内へ引き込むのはセンサーの配線だけです。配線を接続してブースト計をダッシュボードに取り付ければ完成!
1バッテリーのマイナス端子を外す
必要に応じてメモリーバックアップをしておくと後の作業が楽です^^今は安い物だと千円しないかと思います。
2エンジンルームから車内へセンサー配線の引き込み
引き込みは、写真赤丸の所です。クラッチワイヤー貫通部のゴム栓を外して、中を覗くと隙間があったのでドライバーで少しずつ押し込んで車内へ引き込みました。きつそうなら、少し切り込みを入れれば楽です。
3配線の接続
配線するのは、3本だけです。①赤をアクセサリー②白をスモールライト等の夜間照明のスイッチ類と連動させる。③黒はアースなので金属へ接続。茶色は使いませんので絶縁テープで被覆しました。取説バッテリーから直で配線なので上位機種ならオープニングセレモニーとかで使うのかな?
ヒューズボックスは、ハンドルの下を覗きこむと見つかります。(足元から上を見る)
カバーは、矢印の方向に力を入れて変形させて下に引っ張ると外れます。知らないと中々外れません。姿勢が凄く辛いです。
①赤の配線を接続
既に配線がしてあります。水色の配線の様にフューズを交換します。
①赤コード用:ミニヒューズを交換します。ここに、センサーからきている赤の配線をオスプラグにして接続します。(エーモンでもヒャッキンでもOKですが自作です)先端処理は他のメーカーは?です。
フューズボックスにも表が書いてありますが( ^ω^)・・・よく見えない!
赤丸の所が、ACCとして使えます!(5シガーライター)
交換の仕方は、取扱説明書にも記載されています。引き抜いて交換です。
ヒューズ表も載っています。
②白の配線を接続
スモールライトと連動させたいので、常用電源以外で使える配線に接続する必要があります。探すこと1時間・・・ネットで検索した方が早かったです!
連動させる配線は、運転席側スピーカーの奥にあります。
アクセスするには、先にサイドステップを外します。ネジで止まっていないので、はじからめくっていけば外れます。スピーカーのカバーは水色矢印の所のプラネジをドライバーで90度左へ回せば外れるネジです。〇は外したネジを確保してあります。
この後のブースト計への配線もここの隙間からです。
スピーカーの奥にあるので直ぐに発見できます。先ずは、上方向にこじってボディから外す。
カップラーは、「赤矢印」を押しながら引き抜く。手でうまくいかなかったら、ドライバーで押さえてやると外しやすい。寒い日はプラスチック全部固い!
青矢印の赤コードにタップコードを被せて「カチッと」させます。白の配線と接続する。
タップは強くカシメすぎると割れますよ!サムは、割りました!
③黒の配線を接続
ネジが露出していてボディーに直接くっ付いている物なら何でもOKです。先端加工して外れない様に共留めします。ボンネットオープナー脇に丁度良いネジがあります。奥にもとれそうネジががありますのでお好きな場所に留めてください。サムは、赤丸の後ろにナットでとめました。すみません、コレ左のドアですが、造りは同じですから参考までに載せました。
配線をまとめる前に最終確認!
4センサー取り付け
エンジンルームにある、サージタンクとレギュレーターの間チューブをニッパー等でチョキっと切って、三又をかませます。オリフィスの付いている方をセンサー側へ接続します。カットした場所は、下2枚目の写真です。
赤の線の所にあります。つないだら配線を結束バンドでまとめて完了。
最後に、バッテリーを接続します。
こちらも、接続の再確認とエンジンルーム内の忘れ物を確認してください。
後は、ブースト計をダッシュボードに両面テープで取り付けて完成です。
ちゃんと連動して点灯しています。
最後に、走行試験です。走行試験が終了したらスピーカーのカバーを元に戻します。
試験結果発表!
スイッチオン⇒0を指します
アイドリングからアクセルオンで⇒0を指します
アイドリング時⇒45(cmHg)
走行時(安定時)⇒25
アクせるを離した時⇒55cmHg
3速(ベタ踏み)⇒0.85Max ~0.7で安定(kgf/㎠)
4速(ベタ踏み)⇒0.97Max ~0.8で安定
5速(ベタ踏み)⇒0.98Max ~0.8で安定
多少の誤差はありますが、ベタ踏み直後は一瞬Maxまで上がって直ぐにちょっと落ちてから、さらに落ちて安定します。オーバーシュート?設定が1.0ならそうは言わないと思いますが・・・
1.0kgf/㎠近くまで瞬間ですが上がるのですが、そのままもう少しブーストかけていてほしいところです。ソレノイドが制御しているのかな?
とりあえず、健康状態はよさそうです。取扱説明書に記載があるので参考までに載せておきます。
・アイドリング時は40~60cmHgの範囲で安定しているば良好!
・アクセルを急に踏み込むと0付近を示し、離した時55cmHg以上の時は正常です。
・加速時に30cmHg以下にアクセルを押さえて走ると大幅に燃費が良くなります。(確かにプラスに振らなければエコ運転ですが、ジムニーでは、エコ運転ならぬエゴ運転になりそうですね)
あとがき
ブースト計を付けるメリットは、あなたも御存知の通りです。デメリットは、出費が今後かさんでいってしまうかもV^^Vしれないこと位でしょうか?
その筋に足を踏み入れてしまった事を、後悔しないことを祈らずにはいられません。
今後、気づいたことがありましたら追記していきます。
あなたも、楽しいジムニーライフを送ってください!