ホンビノスのうま味
三大うま味成分の他に、貝類に多く含まれているコハク酸は何とも言えないうま味があります。ハマグリは、お値段高めだったので初めてホンビノスを買ってみました。初めてなので、ハマグリのお吸い物を参考に仕上げてみました。結果は、大満足でした!
食材はホンビノス1パック(400g)と薬味ネギ少々です。(4人分です)
それでは、さっそく作ってみましょう!
作り方は簡単です!
1 下準備の砂抜き。
2 さっと煮立てて味付け!
作り方は簡単!なんですがおいしく仕上げるためには、段取り8割?ちょっと時間がかかります。美味しくいただくためにちょっとだけガマンです。
1 砂抜き方法
貝類に付き物なのが砂抜きです!こればっかりは食べた瞬間に「@ジャリ」してしまった時は食欲が失せますのでここは手を抜けません。
(下準備)貝は意外と汚れているので水道水でざっと流した後、ざるにあげて水を切り塩を振りして、1とつずつこすって汚れを落として水洗いしています。サムは、たわしを使います。
塩水3%に入れて1時間ほど放置します。(チャンと呼吸?しているかな?していないと砂をはきません。その時は時間延長です)
3%塩水の作り方は、水500ml+塩大さじ1杯を大きめのバットに入れ貝がひたひたになるように並べます。このまま、上に新聞紙等を掛け暗く静かにしておきます。網に入れて底上げしておくと一度はいた砂の吸い込み防止になります。
水温は20℃位でしょうか?貝が普段生息している温度が適温です。ホンビノスも寒いところの貝ではないので水道水で大丈夫かと思います。水温が低すぎると冬眠しちゃうらしいです。
ホンビノスは元々砂が多くないようです。今回は一つも「ジャリ」無しでた。もし、塩水が汚れていたら、塩水を取り替えて、もうちょっと延長してください。アサリやシジミの砂抜きの時は汚れましたが、ホンビノスはきれいでした。
下準備が終わった?
・実はまだ終わっていません。おいしくいただくために一度水から揚げて3時間ほど涼しい環境で乾燥しないようにして放置してください!3時間ほど放置するとコハク酸の含量が断然アップ!してすこぶるおいしくなります。こちらは比較したことありませんが、料理に興味を持ってから、この方法でず-っとやっていますが毎回おいしいので味覚は正直だと思います。
ここから調理です
材料(4人分)
・ホンビノス1パック(400g)
・ネギ(お好みで適量)、三つ葉(適量)をお好みで選んでください。
調味料
・だし昆布10cm位
・水1リットル
・塩小さじ1杯
・日本酒大さじ1杯(調味料用でもOK)
作り方
1水に昆布を投入
2ホンビノスと日本酒を入れ煮立て行きます
3初めは強火で、煮立ってきたら中火にしてアクをすくって取り除きます
4沸騰した瞬間位で火を止めます(貝は煮すぎると固くなります)
5昆布は取り除きます(食べたい人はそのままでもOK)
6最後に味見して、うま味が味わえる塩加減が丁度いいです!
サムは、もう少し濃くしようとして何度も失敗しています。お吸い物風は薄味!
あとがき
貝類は、健康にいいタウリンが豊富で低カロリー。それにタンパク質も豊富に含まれています。タウリンは元気が出るドリンクに良く含まれているので元気回復効果!
ホンビノスは初めて食べたのですが、身もふっくらで柔らかくダシもよく出ていました。お好みによりよカツオのを出汁を加えてうま味の相乗効果を狙ってみるのも良いかもしれません。アレンジして作ってみてください。醤油を入れるときは塩分控えめでお願いします。
タウリンの効果
・肝機能の回復
・細胞を正常に保つ効果
この二つだけでも疲れが取れて全身が元気になりそうです。細胞が正常に保たれるってことは、脈硬化と血圧やにも期待できそうです。だてに、栄養ドリンクに入っていないということでしょうか。
コハク酸の効果
コハク酸には、体の細胞を活性化させる効果があり疲労回復効果が期待できます。相乗効果でさらに元気になりそうです。
また、一部の研究発表ではガンに対して抑制効果が期待できると書かれています。細胞が活性化すれば体が元気になり若返る?体力回復が期待できそうです。
うま味成分には、人が美味しく感じるだけでなく、体に優しく語り掛ける何かほかの作用もあるかもと思わせるほど、期待できる調味料だと思います。体に悪いものほどおいしいものが多いと思っていましたが、きっと、沢山食べすぎるからなのでしょうか?
最近うま味を知ってからは、体にいいものは、おいしい!と思うようになってきました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。