圧力なべのネジがない!それなら作ってみよう!
圧力鍋の錘についていた、肝心要の錘のネジをなくしました。これが無いとやじろべいの様にシュッシュッシュッって圧力かかりません!おそらく三角コーナーに落ちて生ごみと一緒に捨てたのだと思います。
この場合、メーカーに部品だけ取り寄せできるか問い合わせするのが常套手段だと思いますが、サムの持っている圧力鍋はmikadoって会社で作っていましたが、現在は?な状態です。錘の重さは60gでした。ちなみに鍋は5L仕様です。
そこで、選択肢は3つ!
①買いかえると二万円近い出費。
②似ている部品を検索して購入すると、2千円位の出費だけど、合うのかな?不安?
③自分で作るのは、うまくできればただ同然!うまくいく様な根拠のない自信^^
検討した結果③に決定!これで、だめでも損していないので・・・だめならそこでもう一度検討します。
まずは、どんな形だった?先が少し丸くなって圧力抜きの出口に錘と乗っかっていたので、その形をめざして取り付け可能なボルトを探してみました。径5mm×15mmのボルト(ステンレス)でバッチリあいます。これの、ネジ先をちょっと削って圧力の吹き出し口にうまく乗ってくれれば、錘は同じなので圧力がうまくかかるような気がします。
圧力設定は1kg/cm2です。
ここで、ネジの先端をうまく削れるのか?チャレンジ!
これ、チョットだけ危険な行為です!自己責任でお願いします!
電動ドリルの中心に無理やりですが、ネジの頭を固定しています。ドリルが回転した時、固定したボルトが中心に固定されていれば、ソーッと平ヤスリを当て少しずつ削っていきます。ヤスリの方向にも注意ですよ!削れる方向に充ててください。
決して短気は起こさないでください。ボルトの固定は、不安定ですから!
1時間弱位かけて、本当に回転もゆっくり、ヤスリの当て方もそっとです。
完成!かな?一応角度ついてきた。相性がよさそうか確かめてます!
完成!たぶん?一度圧力かけてシュッシュッするか確認してみます。
今まで、25分かけて煮ていた鶏肉で試しました。
鶏肉と玉ねぎの酸っぱ煮!ポン酢を薄めて煮るだけです。柔らかさは変わらないと思います!でもちょっとシュッシュッと音はしていますが、錘の揺れ回数が減りました。もう少しオリジナルは角度が付いていたかもしれません。しかし、圧力のデーターは数字ではとっていませんが、以前と同じように煮込みができるのあれば大成功!?だと思います。しばらくこのまま様子をみてみます。柔らかく仕上がらないようであれば、錘だけ類似品を取り寄せてみます。
たぶん、その前にもう一度ボルトを削ってみますが・・・
あとがき
ちょっと古くなった圧力鍋ですが、パッキンもまだヘタっていません。意外と丈夫です!今回の出費は15円です。ヤスリや電動ドリルは家にあったからですが、無い方は
②、③の検討をした方が無難かもしれません。この手の作業は、工作好きな人向けだと思ってください。ドリルの固定だけは不安定なので、ゴーグルの着装等をしてケガをしないようにしてくださいね!
この後、何回も使っていますがちゃんと煮えています。シュゥッツゥシュゥーッって感じで、以前より錘の動きは少ないです。煮えているのでこのままです。
この後も、色々試してみますが不安に感じた方は①以外の選択肢でお願いいたします。
あとがき
圧力鍋は、今も正常に活躍してくれていますが、なんと本物のネジを発見しました!
大掃除で、米びつと棚の隙間に落ちてたのが出てきた!
長さは丁度でしたが先端の削り具合は、まだまだでした!
今まで、代用してきましたが本物に交換です!
お疲れさまでした!^^