ワイパー交換撥水加工と油膜除去
ワイパーは消耗品で定期的に交換(メーカー推奨は1年)するのですが、この時一緒にやっておきたいのが、撥水加工してあるのなら撥水加工のやり直し。撥水加工していないのなら油膜落としです!
サムの車は、撥水加工してあるのと撥水加工無しの両方です。それぞれ、メリットとデメリットがありますので参考にしてください。
ワイパーゴムは、撥水加工用の物とそうでない物がありますから、購入する時はご注意願います!
※ワイパー交換、油膜落とし、撥水加工の順で説明していきます!
1ワイパー交換
ブレードごと交換するのか?ゴムだけ交換するのか?なんですがそれぞれメリットとデメリットがあります。
・ブレード交換
メリット
丸ごと交換してしまうので手間が少ないですし、ファッション性の高い物に交換出来たりします。販売店によっては交換サービスが付いてきます。年数が経過して錆びて来た時は、キレイになりますしこちらがお勧めです。あと、交換する時に、失敗が少ないです。
デメリット
値段が高いです。
・ゴム交換
メリット
安くできます!これが、一番です。交換する必要のない部品を、交換する必要はありません。
デメリット
少しですが、手間が多くかかります。あと、購入時に、自分の車のワイパーブレードがノーマルの状態なら間違えないと思いますが、社外品に交換されている場合は、適合をよく見て買わないと合いませんので注意が必要です。長さが同じでもNGです!
交換方法
先ずは、適合するブレードかブレードゴムを用意します。今回は、ゴム交換の手順で紹介していきます。写真左は、トヨタポルテで右はスズキジムニー用です。ジムニーはブレード交換した時の空き箱がありましたので購入する時の参考にします。
ワイパーを立てて、ブレードを外します。たぶん乗用車の外し方は殆ど同じで、箱の裏に取説が書いてあります。この時、きれいなタオル等をガラスに置いてワイパーが倒れた時ガラスに傷が付かない様にしておきます。親指で強めにピンになっているところ(シーソー式のフックが付いていると思ってください)を押しながら下へ引いて外します。ここの隙間に、ピンは一つしかありませんから間違えません。
ワイパーアームの先はU字フックです。
ワイパーブレードは上と下があります。親指で押さえたピンがある方が下です。よく見ると下側のワイパーゴムにストッパーが付いているのが判ります。
どちらから付けても、左右対称の造りなので取り付け出来ちゃいます。
ブレードゴムを外すのは、先っぽを指でこじると中に2本の金属があるのが判ります。どちらでも良いので、ラジオペンチで引き抜きます。1本引き抜けば2本目はスルッと抜けます。残りのゴムも簡単に取れます。
新しいブレードゴムにはプラスチックのストッパーが2つついていますからそれを外します。後は、下から上へ!「ストッパーが下です」ブレードゴムをガイドに添って差し込んでいきます。ガイドから外れている場所がないか、上と下の向きが合っているか確認して最後にストッパーを入れます。必ずしっかりはめてください!
最後は、外した時と逆に取り付けます。取り付ける時は、そのままU字フックにカチット音がするまで差し込みます。確実に取り付けられたか、上下にずらしてみてください。ずれなければOK!タオル等を外してガラスに優しく戻してください。
水道ホースで水を掛けながら作動確認します。キレイにふきとりできていれば完了!
1度だけ、新品なのにゴムが歪んでいてNGだったことがありました。確認作業とレシートは大切です。
2油膜落とし
車のガラスは、条件が過酷なので直ぐに汚れます。しかも、油膜が付くと視界が最悪になります。でも、油膜落としは結構疲れます。
最近の油膜落とし商品で気になる広告!今までの3倍落ちるらしいです。ためしてみましたら、確かに今までより楽です!実際ガラスコーティングしてあるトヨタポルテで試しています。今まで使用していたクリーナーです。中々無くならないのでかなり古い!
準備した新しいクリーナーです。3倍速!下の方を押すとスリーナーが出てきます。
取説では、円を描くように塗ってははダメ!局所攻撃して一部を先に剥がしそこから、剥がしひろでていくイメージのようです。かなり雑ですが落ちたようです。水をかけて軽くこすりました。水がきれいに引いていけばOK!
ここまで、8分位かな?
以前使っていたクリーナーと比較すると、かなり落ちると思います。グレーの布?みたいなヤツはコーティング中「キュッキュッ」と鳴きます。本当に、3倍速位落ちます!
下の写真は、ジムニーコーティングなしです。油膜が付いていないし、ワイパーゴム交換後なので視界スッキリです。コーティングした状態で油膜が付いて拭き取りが悪くなると、ワイパーのバタつきが激しく、全然拭き取れなく壊れそうなほどでした。ワイパーはコーティング用でしたが相性?それとも塗り方が悪かったのかな?塗り方が均一でないとバタつきの原因になるらしいと、どこかで聞いたと思いますので。
3ガラスコーティング
巷では、コーティングしてある車が多いと思いますが、何が悪いのかジムニーはワイパーのバタつきに悩まされた結果現在はコーティング無です。ポルテは何故か、バタつかないのでコーティングしています。ポルテにコーティングするのは、ガラコです。
他に、きれいなウエスは必需品です。マイクロファイバーのタオルはふき取りがいいです。100均で買ったものはそれなりだと思ってください。
先ほど、キレイにしたガラスにガラコをスプレーしてふき取ります。1度に多く吹き付けないで、少しずつですよ。乾燥させれば終了!乾燥したら、拭き取り検査します。
水はじきもふき取りも良好です!
ガラスはコーティングするとどうなる?シリコン系のガラスコーコーティングをすると水をよくはじく様になります。しかし、サムの様にコーティング直後から、ワイパーがバタついたりしてしうこともあります。バタつきの原因として考えられるのは、コーティングの問題、ワイパー自体の問題、又は両方に問題があるという事になります。コーティングは均一に塗れていないとバタつきの原因になります。ワイパーはコーティング専用。この二つをクリアしてダメだったサムは明らめてコーティングしていません!
コーティング無しのメリットはワイパーがバタついて本当に困ったという事はなくなりました。コーティングしている頃は、クリーナーを使う回数が少なかったのですが、コーティングが落ちる事を気にしなくなった分こまめにクリーナーかけています。ガラスが本当にクリアだと気持ちが良いのでこれはこれで満足です。
あとがき
ボンネットを開けたのでついでに、保守点検しておきます。
オイル漏れがないか?ベルトは?バッテリーは?等々?
ウインドーウオッシャー液が空っぽでした。
ラジエター液も補充します。
ブレーキオイルは汚れ無し。パッドが減るとオイルも減ります。
エンジンオイルもOK!
お疲れさまでした^^