ケンコウパック

筋トレと料理好きなオヤジです。楽しいことは何でも書きます。

熱中症対策!エアコンを使わないのはなぜ?

猛暑続きで危険な暑さです!
 これだけ毎日テレビで広報しているのにも関わらず熱中症で命を落とす人や、命は落とさないまでも救急搬送されている人が後を絶ちません!    熱中症で亡くなっている人のほとんどが高齢者です。実際のデーターでも約80パーセント以上が高齢者です。
 なぜ、これだけ世間で騒がれているのにも関わらずなぜエアコンを使おうとしないのか?私なりに、理由を考えてみました。

何故エアコンを使わないのか?

目 次

  1. エアコンを使わない人
  2. エアコンは悪者
  3. 熱中症対策(エアコン使ってください)

 エアコンを使わない人

エアコンは体に悪いと思っている(エアコンは嫌い)

 昔の人?は自然が一番?昔は体を冷やすと良くない!って信じていたのかもしれません。例えて言うのならば、野球のピッチャーですかね。昔は試合の後、冷やさないようにって言っていたのに、今はアイシングしていますよね。これが、適切な例えとは言い切れないですが、冷やすのは昔から良くない事として認識されてきたのではないのでしょうか?

 日本の気候をを考えると、1世代前とでも言いましょうか、高齢者となってきている世代が若い頃と比べると確かに気温が上がってきていることは事実です。 

 その事実を受け入れていないのかもしれません。

 エアコンを入れっぱなしの部屋で一日中過ごしていると、確かに体が冷えてすぎてしまい関節がいたくなったり、喉の調子が悪くなったりといった症状が出ることがあります。そのせいで、エアコンを入れっぱなしで寝ると体に良くないと信じている。

 これは、適切な温度コントロールができていなかったせいで結果的に、節々の痛みや喉の痛みとかが出てしまった。エアコンの空気は乾燥していますので喉に悪いのも事実ですが・・・。
お金がかかるのでもったいない

 エアコンは電気を沢山使うので、電気代がかかるのも事実です。

 エアコンなんか使わなくったて大丈夫!

 昔は、エアコンなんか無かったし、私は大丈夫!と自信たっぷりの人。 

・暑いのに暑さを感じない

 実際に暑いのに、暑いと感じない。こういった高齢者の方、意外と多いのかもしれません。これは、危険です!原因は色々でしょうが、体の衰えに加え認知症になっていたりすると、夏を夏と認識していなかったり、そもそも暑さ寒さを感じない人も多いです。そのほか、自律神経の病気や、甲状腺の病気等の可能性もあります。

 エアコンは悪者

 私は、今までにエアコンのコンセントを抜いてしまっている光景を高齢者宅で何度も見ています。暑さを感じない高齢者にとっては、エアコンは無用の長物でしかないようです。エアコンは体に悪いと信じ、その上高い電気代を払ってまで使うはずがありません!

 娘と母親の会話で考えると

  娘:暑いんだからエアコンを入れて涼しくしてる?

  母:暑くないので大丈夫だよ!

  娘:暑いんだから熱中症になっちゃうよ。

  母:今までだってエアコン使っていなかったんだから大丈夫だよ!

  娘:今日だって38度もあったんだよ!部屋にいて暑くなかったの?

  母:お茶飲んでいるから大丈夫だよ~

 こんな、会話が成り立っているのではないでしょうか?これでは、熱中症になっちゃいます!

熱中症対策

 高齢者は、体の機能が衰え始めてきているため脱水にも弱く熱中症で命を落としかねません。暑さ寒さを感じない人にエアコンを使ってと言ったところで、馬の耳に念仏?

 でも、この暑さは危険!なんとかしなくてはいけませんよね!

 それでは、高齢者向け熱中症対策を開始!

エアコンは体に悪いと思っている人

 まずは、説得してみましょう。暑いことが理解できていれば、エアコンを使用しなことで熱中症になったり脱水になったり大変なことになりかねないと説得してみましょう。

 エアコンの風が直接当たると、確かに節々冷えたり痛くなったりします。これを改善するには、風向と風量をうまく調節して風が直接当たらないようにしてあげます。風向や風量、この設定を管理することで結構やんわりすると思います。ベッドの横に屏風ではないですが直接当たらない工夫が必要です。

・お金がかかるのでもったいない

 1っか月で実際いくら位かかるのかは今回検証しませんが、一定の温度で連続運転したほうがかえって効率が良いです。そのほか、エアコンの室外機に直接日光が当たらないようにする。西日の窓は閉める。よしずを使って日光を遮るようにして効率を上げるようにしてみてください。

 元気いっぱいの人でも、若い人でも陥る熱中症の怖さを理解してもらいましょう。またで「お茶だけしか飲まない!」はお勧めできません。塩分や糖分も一緒にとって体内に水がとどまるようにしてください。カフェインが入っている飲料水は、カフェインによる利尿効果で体に水分がとどまりにくいので注意が必要です。

・暑いのに暑さを感じない

 こちらも、説得しかありませんが、認知症がある場合理解してもらうことはかなり困難かと思われます。この場合は、周りの人のサポートが重要になります。その他、疾病も考えられるので一度は病院での診察も必要かもしれません。

 部屋に温度計と湿度計を付けて、暑さを数字で見てエアコンの目安にするのも良いと思います。

あとがき

 毎日のように熱中症による死亡のニュースが流れています。高齢者の一人暮らし(高齢者世帯)は特に危険です。私の知る限りでは、高齢者の方で、素直で物わかりの良い人はなかなかいません。どちらかと言えば、頑固で人の言うことには耳を貸そうとはしません。しかし、だからと言いてそのまま放置では熱中症の犠牲になってしまいます。

 高齢者には高齢者特有の、エアコン嫌い!があります。周りの人がこれらを理解し、熱中症に要る犠牲者が出ないようサポートしてあげてください。mーーm