パート1 自転車のパンク修理(フロントです)
パート2 リアタイヤの外し方(3段内装)
パート1 自転車のパンク修理(フロントです)
パンク修理にも、パッチを貼るやり方とチューブその物を交換してしまうやり方がありますが、今回はチューブの交換です。理由はパッチを貼れない場所のパンクだったからです。
それでは早速準備に取り掛かります。先ずは、本当にパンクしているのか?
確認作業です。一番多い空気抜けの原因は、バルブチューブのムシゴムが切れて空気漏れるしている事です。写真では黒いチューブですよ。
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既に逆さまにしてしまいましたが、逆さまにする時はハンドルと荷台の下にシートとかを引いて傷防止をしてください。
- ↓左側の写真がバルブチューブです。空気を先に少し入れて、中性洗剤を薄めてバルブに付けて見てください。空気が漏れているか確認します。直ぐに抜けてしまうようなら一番上の袋ナットを左に回して外すと、ムシを抜くことが出来ます。
- ムシゴムが切れていないか確認してください。ムシゴムが切れていたら交換してください。空気を入れ直して漏れなければ、様子を見てください。
- 一応ムシゴムを交換しましたが空気を入れても直ぐに漏れます。
パンク決定!それでは準備に取り掛かります。
準備するものは
- 15ミリと10ミリのスパナ等。15ミリスパナは意外と持っていないかもですが、自転車のホイールを外すのに必須工具です。
- タイヤレバー3本。2本だとうまく行きません。
- 同じサイズのチューブとリムテープ。今回はパッチ修理しません。リムテープは必要に応じて用意します。
- タイヤサイズの確認。(チューブサイズ)
- あればですが、トルクレンチ。無い人は締まっていた重さの感じで再現してください。
- 締め付けトルクはホイールに書いてあります。
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15ミリと10ミリのスパナ
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タイヤレバー3本
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チューブとリムテープ
- サイズはタイヤに書いてあります
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トルクレンチがあると適性に締め付けが出ます。
- 締め付けトルク25N.m
それでは作業に取り掛かります。
1 先ずは自転車をひっくり返して、ホイールを外します。15ミリレンチで左に回します。どの順番に付いていたのか覚えていてください。ホイールの向きと左右で付いてる部品が違うので注意してください。一番下の写真には、ライトのコードが付いています。写真にパチリ!
2 ホイールからバルブのネジを外します。10ミリです。外したネジは無くさないようにステンレスのお皿に入れておきます。タイヤレバーをタイヤの淵(ビード)に掛けてホイールから外してリムに掛けます。石鹸水を少しかけました。滑りがよくなります。
3 更に別のリムバーを隙間にねじ込んで一回りしてタイヤをホイールから外し、チューブを引きずり出します。
4 パンクした場所を確認します。チューブの根元が切れています。パッチによる修理は不可能な場所です。タイヤのサイズ確認。
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5 写真はリムテープの状態です。凄く雑で醜い状態でセットされていました。外す時にあっさり切れてしまいました。写真は在りませんが、バルブの穴に通っていませんでした。更に、チューブを強引に取り付けたと思われる形跡がありました。これが原因でパンクした可能性は強いと思います。
6 リムテープを取り付けます。バルブの位置がずれない様に注意が必要です。ドライバーを差し込んでおきました。両端から上手く引っ張って入れます。リムテープを中心に来るようにセットしたらチューブを入れて行きます。
7 バルブをホイールの穴に入れて、慎重にチューブをホイールに取り付けます。最後の方は、少しだけ空気を入れたほうがややりやすいです。(バルブを取り付けてね)
8 最期に、リムバーで起こして取り付けます。
9 圧力はタイヤに書いてあります。(3kgf/cm2)空気を入れたら、完成です!
10 ホイールの向きに注意して! ギザギザをライト側に最初に入れます。順番通りに組んで最期にボルトを締め付けます。(25N.m)ライトの配線を忘れないで下さい。
11 v完成です。
あとがき
今回のパンク修理は、フロントタイヤのチューブ交換でした。リアタイヤのチューブ交換も少し前にやったのですが、これは、写真を取っていませんので後日、他の自転車でやりたいと思います。
穴が開いたパンクなら、パッチを貼って修理するのが簡単で安いのですが、今までこれで上手く行った事が無いのです。理由は、沢山穴が開いていり今回の様に修理不能なパンクだった事です。パンク修理=チューブ交換と言う思考になってしまいました。フロントタイヤはチョットやる気があれば入門偏に丁度よいかと・・・思います。
リアタイヤの交換は、今回の作業に加えてブレーキ、チェーン、変則機構があるとこれらを外して取り付け時に調整が必要になります。ハードルは少し上がりますが自転車好きな人は是非チャレンジしてください。
パート2 リアタイヤの外し方(3段内装)
リアタイヤは、付属品が多いので少し手間がかかりますが、写真を撮りながら気楽にやってみましょう。既にひっくり返しています。ここで、外す予定のパーツは沢山写真に収めておきます。後々、どうだったかな?って時は助かりますよ。さらに、ご不安な方はマジックでマーキングしてください。サムは、写真で行きます。
今回は、外し方だけです。外してしまえばパンク修理はフロント同じですから。後は、ブレーキの調整だったり、チェーン引き調整、内装3段なのでギアの調整を最後にやれば完璧!(ギア側とブレーキ側で表現していきます。)サドルが無いのは他に移植したからです。ちなみにこの自転車リアタイアは、パンクしません。
ギア側から写メ撮り忘れの無いように!ギヤ側アップ。
下の+のネジを外してこじります
このままでもハブのネジを緩めれば外れますが、作業しにくい。
ギア変則装置?出っ張っているので邪魔です。
ぺンの先端のワイヤーをラジオペンチで引っ張り下の写真の様に・・・
切り欠きから外します。ここが、作業アップのポイントです!
蓋がフリーになって作業が楽です。既にネジは外れています。
抜くと簡単に取れます、柔らかので直ぐに曲がります。ゴミが付くといけないので抜かない方が良いですが、抜けちゃいました!
ブレーキ側も写メ撮り忘れの無いように!
角度を変えてアップ
ブレーキは指で指している3か所がポイントです。一番右のネジは外す。小指のネジは、中にワイヤーが通っているので緩めるとワイヤーが抜ける。この時、ワイヤーエンドにカシメが付いているの引っこ抜いておくと良いです。中指の所のネジはも外します。カシメですが、再利用不可です。今回は、サドルが付いていない自転車なのでうまく取って付けました。
一応どこの位置かわかるように測定してます。
指に乗っているのがカシメの部分。
ハブに付いているネジを外します。(緩めて他のネジも外せるようにします)
良く忘れるポイント!チェーン引きボルト。チェーンを張るときは閉めこむ。今回は緩めて外す。ドライバータイプのボックスレンチがあれば楽です。(10mm)
ハブネジが緩んでいる状態で調整します。(組付け時)
チェーン引きが外れるとチェーンが緩むので外しやすくなります。
リアカバーネジを外す。こじればとれます。こちらはナベネジ!
フロントカバーネジを外す。こじればとれます。が・・・爪が付いています。傷をつけないように慎重にやってください。こちらは、サラネジ!
ドライバー等で少しチェーンをずらしてて回します。外してます。
コチラは、取り付けてます。ギヤにチェーンを乗せて回します。
ここで、ハブネジを全部取ればスムーズに外れるはず!
取り付けは、逆再生でできます。
注意したいのは部品の付け忘れと付け間違い!
これは、ブレーキ側のハブネジに付いているヤツです。丸くないので入る場所が決まっています。爪が付いているので車輪側に向けます。これを付けてから、泥除けとキャリアです。
これは、ハブネジと外れ防止に切り込みが付いているオーリングです。ギザギザが車輪側です。
忘れがちなチェーン引きです
左右対称に引きます。最後にハブネジとブレーキのネジ本締めと確認!
チェーンは1~2cm位でタイヤの回転が空回りさせた時の抵抗を見てください。張りすぎると重くなります。緩ければ引きずります。
ブレーキ取り付けは初めは仮止めです。車輪の位置を決定してから本締めです。
乗り出す前にブレーキテスト!
空回しして、タイヤ真っすぐ付いているか確認!
ギアも調整してみてください。
パンク修理の場合は空気圧チェック!指で押して軽くへこむくらい?かな。タイヤに書いてあるけど自転車のは測ったことないです。
完成!椅子はそれらしく見せるために置いてあるだけです。